スキルアップやキャリアアップを意識する方であれば必ず考えること。
本記事では、『転職』について考える方へ、私自身の経験を基にした考えを紹介させていただきます。
『転職』はした方が良い?
冒頭の問いである、「『転職』をした方が良いか?」の答えですが、残念ながら絶対の答えはありません。
ご自身の現在のスキルや、人生設計によって答えは変わってくるでしょう。
そのため、ここからは私自身の経験を基にした意見となります。
私見では、このような悩みを抱えている方は、『転職』を検討してみて良いのではないかと考えます。
私がこのように考える理由は下記の2点です。
- 人生は100年時代
- 最初の就職がベストとは限らない
この2点について、詳しく説明します。
人生は100年時代
皆さんの親や上司の世代では、まだまだ「一つの企業に就職し定年まで勤め上げることが良し」という風潮が強いです。
しかし、ベストセラーの『LIFE SHIFT』でも語られている通り、今は『人生100年時代』です。
企業における定年も、年金の受給年齢も現在の65歳から、どんどん引き上げられると想定されます。
40歳、50歳、60歳の自分が現在の勤め先でずっと働くイメージがあるでしょうか?
最初の就職がベストとは限らない
皆さんは、現在のご自身の勤め先に愛着がありますか?
人により現在の勤め先への勤務期間は異なりますが、多かれ少なかれ、ほとんどの方が愛着があると答えるでしょう。
今の何分の一も『社会』を知らない学生が、OB訪問やインターネット・書籍等で一生懸命企業調査し、内定をもらった会社であることがほとんどだと思います。
愛着があるのは良いことですが、社会人として広く『社会』を知った今、フラットに考えて最初の勤め先がベストと言える方がどれだけいるでしょうか?
50年前と今では、存在した業界や成長していた会社も異なることは当然、働き手に求められるスキルも全く異なっていました。
50年後はどうなっているか、それは誰にも想像つきませんが、今の勤め先が残っているか、誰にもわかりませんし、少なくとも今ご自身が取り組んでいる、目の前の仕事や、遂行に必要なスキルが残っているとは考えにくいでしょう。
『転職活動』は絶対にしましょう
冒頭の、「『転職』をした方が良いか?」の問いに対する絶対の答えはありません。
しかも、このアクションは「今すぐにでもすべき」とまで言うことができます。
そのメリットについて下記に詳しく説明します。
自分自身の『市場価値』を把握することができる
1つめのメリットは、転職活動をすることで、「自分自身の『市場価値』を把握することができる」ことです。
自分の正しい『市場価値』は、社内にいては残念ながらわかりません。
転職エージェントの方々や、他社の人事担当者に自身を知ってもらうことで、初めて自分の評価を知ることができます。
今ダメだった場合でも『やるべきこと』が見える
とはいえ実際には、自分の評価を知ることは怖いことの方が多いのではしょうか。
場合によっては自信が打ち砕かれることも、あるかもしれません。
転職活動の2つめのメリットは、結果、「今ダメだった場合でも『やるべきこと』が見える」ことです。
自身に足りないことがわかるのは成長の第一歩です。
今後自身がどのようなスキルを身に着けるべきか、どのような経験・成果を積むべきかを意識するだけで、今現在のキャリアが有意義なものとなります。
これまで紹介したように、転職活動をしないことのデメリットを考えると、今すぐにでも動くべきだと言えます。
まとめ:『転職活動』に必要なのは気持ちだけ
いざ、転職活動をしようと思うと、物理的に準備をしなければいけない、心理的に覚悟を決めなければいけない、と重く考えてしまう方が多いようです。
しかし、転職活動に必要なのは「動いてみようという気持ち」だけです。
また、転職エージェントには、今転職をしたいという方だけではなく、キャリアの悩みを聞いてもらいたいだけという方も多いですので、ご安心ください。
少しでも興味がある方は、下記から転職活動の第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?
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