普段の生活や、勉強などの際にものごとを覚えられない、すぐに忘れてしまうなど、「自分は頭が悪いのではないか…?」と絶望したことはないでしょうか。
本記事では、今から使える、『人の記憶を強化するためのたポイント』を紹介します!
記憶力に自信が無い方は多い
記憶力に自信が無い方と考える方はとても多いです。
実際には、人の記憶力には多少の差異はあるものの、とはいえ「一度で覚えられない」、「忘れてしまうのが当たり前なのです。
客観的に見てこの人記憶力がいいな、と感じる方はほとんどの場合、記憶のためのポイントをおさえていることが多いです。
記憶力をアップさせる4つのポイント
何回も何回も「繰り返す」
『エビングハウスの忘却曲線』という、記憶に関する最も有名な実験結果によると、
- 1時間後には56%
- 1週間後には75%
- 1カ月後には79%
人は記憶内容を忘れてしまうそうです。
自分の記憶力に自信が無いという方は、この話を知って安心したのではないでしょうか。
人は忘れる生きものです、だからこそ、王道ではありますが『何回も何回も「繰り返す」』ことが記憶定着への近道です。
忘れる前に思い出す作業を意識的にしましょう。忘れていたら、また記憶すればよいのです。
「イメージ」で覚える
『記憶のやり方』が上手な方に共通しているのは、イメージによる記憶を活用していることです。
人は活字による記憶より、イメージによる記憶の方が圧倒的に頭に残ります。
そのため、ものごとの記憶の際にできるだけイメージと結びつけることがオススメです。
イメージの形式にこだわる必要はなく、記憶の際に、活字で書いてある内容を自分なりに図式化してみる、ストーリー性のある話(歴史など)は頭の中でドラマ化してみるなど、様々手法があります。
学習本などでインプット(記憶)する際も、活字のみの書籍より、挿絵や図表が多く使用されている書籍の方が長期記憶として残りやすいのでオススメです。
また、活字としてインプットした内容を、「インターネットでの画像検索」や、「YouTubeなどの動画コンテンツ」でイメージにより記憶するいう、費用対効果が極めて高い手法が有効です。
「アウトプット」を意識してインプットする
「記憶する」というと、ひたすら『インプット』する作業と考えがちではないでしょうか。
しかし、ものごとの記憶の目的は、インプットした記憶を何らかの形で役立てることにあると考えると、『アウトプット』を意識した記憶の重要性が高いことに気づきます。
『アウトプット』の作業が上質であればあるほど、記憶定着に繋がりやすくなります。
誰かに教える(アウトプット)前提でものごとを覚えると、明確に記憶定着力が高まります。
本メソッドの付随的なメリットとして、覚えるべきものごとそのものだけでなく、教える相手からの質問を想定して「なぜそうなるのか?」など知識の深堀をするようになるため『インプット』の質が高まります。
また、覚えたことを教えることで相手から頼られ、さらにインプットし、アウトプットするというサイクルが強化されるのも大きなメリットですね。
記憶力を上げる「生活習慣」を知る
ここまで、『記憶のやり方』についてご紹介してきましたが、やり方そのものだけでなく、生活習慣の活用で記憶力を大幅に高めることができることも知っておくべきです。
例えば、下記のような生活習慣が記憶力向上に良いとされています。
- 6時間以上の十分な睡眠習慣
- ウォーキングなどの有酸素運動習慣
- 朝食をしっかりと食べる最適な食事習慣
適切な睡眠・運動・食事…、何も特別なことではないですよね。
生活習慣による記憶力向上は奥深く、『DHAの摂取』や『海馬の活性化』など様々な科学的観点で記憶力向上につながるポイントはあるのですが、色々手を付けても長続きしません。
まずは、上記のような当たり前の生活習慣を当たり前にとる、ということを心掛けてはいかがでしょうか?
「記憶」のポイントを学ぶためのオススメ書籍
記憶術に関する書籍は多くあるため、好みで選んでいただくのが最も良いですが、私のオススメは、ベストセラー「覚えない記憶術」です。
他にも、記憶の世界チャンピオンが書いた書籍などありますが、まずは一般的な記憶術から手をつけるのが良いでしょう。
まとめ
本記事では、今から使える『記憶術』のポイントを紹介しました。
記憶力をアップさせることで、インプットの質や量、スピードを全て高めることができ、さらに高みへ進んでいくことができます。
ぜひこれからのインプットの場で活用していきましょう!
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