TOEICスコアアップを目指して日々TOEIC学習を進められている皆さん、もちろん『英語』の勉強はされているかと思いますが、マークシートの使い方の勉強はされていますか?
TOEICで900などの高スコアを狙うには、冗談でもなんでもなく適切なマークシートの使い方がカギを握ります。
英語のスキルは上がっているのにスコアがなかなか上がらない、という方は効果的な使い方ができていない可能性もあります。使い方を知っているか知らないかだけの話ですのでぜひ本記事で身につけてください。
マークシートの効果的な使い方でTOEICスコアが上がる

TOEICのスコアを上げるために『英語』のスキルや解答テクニックを磨くことは間違いなく最重要です。
しかし盲点になりがちなのが、TOEICではマークシートの使い方ひとつでもスコアアップにつながるのです。ご自身の英語スキルの割にスコアが伸びない場合、マークシートの使い方が適切でない可能性があります。
ぜひこのタイミングで効果的なマークシートの使い方を学んでください。またここで学んだ使い方を普段の学習から取り入れてみてください。
今までの使い方と、「解きやすさ」が全然違うことにお気づきになるかと思います。
リスニングパートでのマークシートの効果的な使い方
マークシートの使い方で効果を発揮するのはリスニングパートです。全てのパートで適切なマークシートの使い方が存在します。
Part1&Part2 マークシートを使って消去法を攻略
下記記事のパート別攻略法でも紹介しているように、Part1およびPart2では消去法の考え方が有効です。


Part1やPart2の解法の本質は、「選択肢の中から最も適切な応答を1つ選択」ではなく、「不適切な選択肢を消去し残った応答を選択」ということにあります。Part1やPart2の選択肢には判断に迷う『△』の選択肢が多く登場するためです。
選択肢が問題用紙に書かれておらず、ヒアリングのみで解答する必要があり、かつ消去法で解答するPart1やPart2ではマークシートをうまく使うことでミスや迷いを防止することができます。
Part1およびPart2でのマークシートの使い方は以下です。
→Aを聴き○または△と判断した場合そのまま、×と判断した場合Bへスライド
→以下B、Cと繰り返し、最後にペンが置いてある箇所を塗りつぶす
Part3&Part4 途中でマークシートを塗らない
下記記事のパート別攻略法でも紹介しているように、Part3およびPart4では各パート中にマークシートを塗らないことをオススメしています。


Part3およびPart4を、各問ごとにマークシートを塗りつぶしながら遅れず、正確に解き続けるのは英語力関係なく至難の業です。よほど器用な方でない限り下記の問題に直面します。
- 塗りつぶしに集中すると先読みができない
- 問題用紙とマークシートをいったりきたりすると目線移動が多くミスをおかしやすい
ではどうすべきかというと、
→Part3の39問はPart3終了後~Part4開始前、およびPart4終了後に全マークを塗りつぶす
→Part4の30問はPart4終了後~リーディング開始前に全マークを塗りつぶす
リーディングパートを解く時間が減るのがもったいないと考える方もおられるかもしれませんが、マークを塗る作業は1分程度です。リーディング時間が1分(2問程度)短くなるマイナスより、リスニングのPart3・Part4の69問に集中できるプラスの方が圧倒的に大きいです。
マークシートでスコアアップするためのアイテム
ここまでTOEICにおけるマークシートの効果的な使い方をご紹介しましたが、アイテム一つでもTOEICスコアアップに繋げることができます。本番や練習で使いたいアイテムを紹介します。
マークシート用シャーペン
マークシートを塗りつぶす際、0.5mmのシャープペンシルを使ってませんか?
TOEICスコアアップのために最善を尽くすのであれば使用するシャープペンシルまでこだわってください。
TOEICに限らずマークシート用に使用可能なシャープペンシルが存在します。1.3mmのため一瞬で塗りつぶせます。
ちりも積もれば山となるのことわざの通り、通常のシャープペンシルとは200問のマークを塗りつぶす総時間は相当に変わってきます。数百円でスコアアップするのですから超お得なアイテムです。
練習用マークシート
TOEICの問題集を解く際、マークシートを使っていますか?
ほとんどの方はマークシートを使わず頭の中やノートのメモで済ましていると思いますが、毎回でなくともマークシートを使った演習は必要です。
実際のTOEIC試験ではマークシートを塗りつぶす時間も試験時間に含まれるため、実際の時間感覚に慣れる必要があります。
また前述で紹介したマークシートのテクニックも演習で慣れる必要があります。こちらも数百円で練習用マークシートが売っています。
まとめ
TOEICのスコアアップのための「マークシートの使い方」や「アイテム」の存在は盲点だったのではないでしょうか。
これらを知っている、知らないでは大きく時間の使い方や精度が違ってきます。ぜひマークシートの使い方を極めて、スコアアップに結び付けましょう!
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