【試験本番まで時間が無い方にもオススメ】TOEICパート別学習法

TOEICパートタイプ別学習法英語(TOEIC)

「次のTOEICは絶対730点を超える!」「TOEIC900点ホルダーになる!」

と決意を固め、いざ勉強を始めようとしたものの、何を取り組むべきかわからない。特に試験本番まで時間が無く、問題集を十分に解く時間もない場合、どのパートから取り掛かればよいのか、と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

今回は、そういった方向けにTOEICパート別の学習の取り組み方をご紹介します。

特に、試験本番まで時間が無い方にもオススメです。
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TOEIC7パートを3つの学習タイプに分類

TOEICの全7パートは、大きく以下の3つの学習タイプに分類できます。

  1. Part2 & Part5(学習の最初に取り組んで得意パートにする)
  2. Part3 & Part4 & Part7毎日少しずつでも問題に触れる)
  3. Part1 & Part6(試験直前のピンポイント学習で解答のコツをつかむ)

それぞれの学習タイプの特性を把握して、各パート効率的に勉強していきましょう。

Part2 & Part5(学習の最初に取り組んで得意パートにする)

Part2Part5は、学習の最初に取り組んで得意にしたいパートです。

問題数もそれぞれ25問30問と合わせて全体の4分の1を占める上、コツを覚えるだけで劇的にスコアを上げやすいパートのためです。

これらのパートはリスニングパートおよびリーディングパートの中核パートとなります。
Part2とPart5を鍛えることで必然的に他のパートを解くためのスキルも身についていきます。
時間があるようであれば、全体の問題集以外にPart2Part5専用の問題集で学習してもよいでしょう。

Part3 & Part4 & Part7(毎日少しずつでも問題に触れる)

Part3Part4Part7は、Part2とPart5がある程度自身が持てた後、本番まで毎日少しずつでも問題に触れ続けたいパートです。

これらのパートは、確かに問題数は多いため力をいれたいですが、Part2やPart5と比較すると英語の底力を上げていかないとスコアアップにはつながりにくいです。

慣れや解答テクニックはあるものの、本質的には正攻法が一番の近道ですので、毎日触れることが一番の学習法です。

Part1 & Part6(試験直前のピンポイント学習で解答のコツをつかむ)

Part1Part6は、試験直前のピンポイント学習で取り組みたいパートです。

問題数もそれぞれ6問16問と、リスニングパート、リーディングパートで最も少ない問題数であることが直前期までパート別学習をしない一つの理由です。

しかし、それぞれパート特有の問題のクセ解法が存在するため、試験直前でかまいませんので解答のコツをつかむ学習時間を確保することが有効です。

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TOEIC学習時のコツ

ここまで、TOEICパート別の学習方法について紹介しました。

ここからは、全体に関わる学習時のコツ、特にTOEIC試験本番までに十分に時間が無い方向けに有効なコツを紹介させていただきます。

必ず時間を計って解く

日々のTOEIC学習時には、必ずしも十分に時間が取れない中で学習に取り組むことも少なくないでしょう。

実際に、スキマ時間をうまく使った勉強時間の確保はとても重要です。

しかし、少なくとも問題を解く際は『必ず』時間を計り、本番通り時間内で解くことを心掛けましょう。

特にリーディングパートでは、つい問題を解き終わるまで取り組んでしまいがちですがこれはNGです。

TOEICは時間が限られているからこそ難しい試験でもあるため、「時間」という概念を考慮しないと別試験のようなものです。

TOEIC本番まで時間がある場合の序盤の学習法としては良いかもしれませんが、試験直前には必ず時間厳守です。

TOEICの時間管理によるスコアアップの秘訣は以下にまとめていますのでぜひご一読ください。

時間管理でリーディングスコアアップ!正しい時間配分を身につけよう
TOEIC900を目指す皆さんが試験においてなかなか超えられない壁、それは全問最後まで解き終えることではないでしょうか?本記事を読まれている方の中にも該当する方は多いと思います。それもそのはず、全問最後まで解き終えることがTOEIC900を超える最大のカギと言われるほどそのハードルは高いものなのです。逆説的に言うと、現状のスコアが900未満の方はいかに効率的に多くの問題を解いていくか、ということを意識するだけでスコアが大きくあがるのです。

捨てることを検討

TOEIC試験本番までの勉強時間は人によってまちまちかと思います。

現在のご自身の実力や目標点数にもよって必要な標準勉強時間は異なるためいつから学習に取り組むべきという正解はありません。

しかし、学習から試験本番まで時間が限られているようであれば、やることの「取捨選択」をしましょう。

以下は、学習から試験本番まで時間が十分とれない場合に考慮すべきことです。

単語学習は捨てる

我々日本人が英語の勉強というと、つい最初に英単語を覚えたくなるかと思います。

しかし、試験本番まで時間が無い場合、TOEICの単語学習はやらないようにしましょう。

ただでさえ時間のないTOEICで、中途半端な単語学習は逆効果です。

リスニング・リーディング双方で中途半端に覚えた単語が登場しても、思い出すのにタイムラグが生じるようであれば意味がありませんし、むしろ時間内に問題を解いていく妨げにもなりえます。

学習するパートを集中し、他は捨てる

TOEIC本番までに十分時間があるようであれば、問題集を中心に解いていくのがよいでしょう。

しかし、本番までに時間が無い場合、学習するパートを集中しましょう。

ずばり集中すべきは、上に述べた理由からPart2Part5です。

Part2Part5の攻略法は以下にまとめていますのでご参考まで。

【読むだけで15点up】テクを極めよ!TOEIC Part2攻略
TOEIC Part2は、TOEIC 7パート全200問のうち25問。リスニングの25%を占める重要なパートです。かつ最も短期で学習成果が出やすいパートとなります。理由は、他のパートと比較して英語力そのもの以上に解答テクニックがものをいうためです。Part2について正しく理解・攻略し、スコアアップに繋げましょう!
【読むだけで20点up】TOEIC Part5は10秒で解こう!
TOEIC Part5は、TOEIC 7パート全200問のうち30問。リーディングパートの中でも最も短期で学習成果が出やすいパートとなります。理由は、他のパートと比較して、早く正確に解くテクニックがものをいうためです。Part5について正しく理解・攻略し、スコアアップに繋げましょう!

一方で、Part3、Part4、Part7の3パートは、(多少の慣れはあるものの)短期でスコアを向上させるのが他パートと比較すると難しいです。

時間が無いようであれば思い切って他パートに集中しましょう。

捨てる問題を作っておく

TOEICは時間との闘い、初級~中級者にとっては全問解くことが難しい試験です。

そのため試験前から「捨てる問題」を作っておくのも一つの作戦です。

問題の捨て方」については下記にまとめていますのでご参考まで。

捨てる問題を決めてTOEICのスコアアップ!正しい捨て問の選び方
本タイトルを見て『えっ?』と思われた方もいるかもしれません。解くべき問題を捨てるのとTOEICスコアを上げるのにどういった相関関係があるのでしょうか。TOEICにおいては、捨てる問題の最適化がスコア向上につながります。この考え方を正しく学び、ご自身がTOEIC試験に挑む際に活用しください。
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まとめ

TOEICパート別の学習の取り組み方をご紹介しました。

3つの学習タイプに7パートを分類し、タイプ別に学習をしていくことで効率的にスコアアップが狙えます。

ぜひ学習の取り組み方をご参考にしていただき、TOEICの目標スコア達成を狙ってください!

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