TOEICに限らず資格試験の勉強をする際、皆さんがまずチェックするのは過去問ではないでしょうか?
過去問をチェックすることで自分が取り組むべき敵を闘いの前に知ることができます。
いえ、TOEICにはれっきとした過去問が存在します。
過去問を有効活用して効率的にTOEIC900突破を目指しましょう!
「日本」にはTOEICの過去問が存在しない
ところで皆さんは書店でTOEICの過去問を見かけたことがあるでしょうか?
答えは「No」のはず。なぜならば「日本」にはTOEICの過去問が存在しません。
???と思われた方が多いと思います。
日本のTOEIC運営母体であるETSは、問題の漏洩を明確に禁止しており、また一部の問題を使い回していることから過去問がありません。
「韓国」に存在するTOEICの過去問『既出問題集』
結局TOEICの過去問は存在しないのか、そんなことはありません。これは日本に限った話です。

隣国の韓国にTOEICの正真正銘の過去問、その名も『既出問題集』が存在します。
ただし、日本の書店には売っていないためインターネット経由で購入するしかありません。
リスニング編
「ETS TOEICの定期試験既出問題集LCリスニング」には韓国で実施された5回分の過去問が掲載されています。
また、上記は5回分の過去問ですが、なんと10回分の過去問も販売されています。
リーディング編
リスニング編同様、「ETS TOEICの定期試験既出問題集RCリーディング」には韓国で実施された5回分の過去問が掲載されています。
また、上記は5回分の過去問ですが、リスニング編同様、10回分の過去問も販売されています。
これだけの数をこなせば確実にTOEIC900突破が狙えるでしょう。
なぜ韓国には過去問が存在するのか?
韓国は日本以上に学歴社会でありTOEICの点数が就職にも大きく影響します。
またそのためにカンニングなど不正も横行したとのこと。そういった背景もあり、韓国ではTOEICの過去問を公式に発売する代わりに、日本のように問題の使い回しをしない、という方針をとったとのことです。
韓国TOEIC過去問のメリット
メリット ① 本物のTOEIC問題に触れることができる

TOEICにおいて公式の問題に触れることができるメリットは果てしなく大きいです。
私もこれまで色々なTOEIC問題集に着手しましたが、公式の問題とは出題傾向が異なります(確実に出題されないであろう単語や難易度のものが散見されます)。
特にリスニングパートにおいて、公式のスピーカーによるリスニングができる効果はとても大きいです。
メリット② 多彩なリスニングバージョンが用意されている
既出問題集には下記4種類のリスニングファイルが用意されています。
- 通常バージョン(ディレクションあり)
- 通常バージョン(ディレクションなし)
- 高速バージョン
- 雑音バージョン
かゆいところに手が届いていますね。特に2回目以降などはディレクションなしや高速バージョンを聴き続けるとかなり力が付きやすいです。
韓国TOEIC過去問のデメリット
デメリット① 解説が韓国語
言わずもがなですが、問題の解説が韓国語です。
そのため解説を日本語でじっくり読みたい方にとっては不向きかもしれません。
しかし、既に一定程度のスコアを取られている方であれば、そこまで解説を読み込まなければいけないケースはあまりないのではないでしょうか。単語はWebや辞書で簡単に調べられるので問題ありません。
デメリット② 重たいため持ち運びには不便
かなりボリューミーで大きく重たいため、持ち運びには不便です。(全部持ち歩くと電話帳くらい…)
裏を返せば本番と同じサイズで勉強ができる、かつ問題数が充実している、ということです。
まとめ
TOEIC『既出問題集』のメリット・デメリット紹介しましたが、解説が韓国語、本が大きく重いため持ち運びには不便というデメリットを補って余りあるメリットがあります。
ぜひTOEIC『既出問題集』で最短距離でのTOEIC900突破を狙ってください。
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