「話すこと」に何らかの悩みを持たれていることは多いのではないでしょうか。
またひとことに「話すこと」といっても『ビジネストーク』と『プライベート』ではその目的も異なります。
本記事では、相手に好印象を残す『プライベートトーク』のポイントを紹介します!
「話し方」で悩む方は多い
本記事を読まれている皆さんは、「話し方」に何らかの悩みを持たれていることと思います。
多くの方が、自分は他人と比較して話すのが苦手と考えますが、実はほとんどの方が「話す」ということに対しての悩みを抱えているのです。
理由は、特に日本人は、学校などで「読み書き」を学ぶものの、「話す」ということを体系立てて学ぶ機会が無いためです。
逆にいうと、「話す」ことに対し意識するだけで、他の方よりも得意になれるということです。
プライベートトークで重要なポイントは『好印象を与えること』
いわゆる『プライベートトーク』と『ビジネストーク』では、目的が異なります。
『プライベートトーク』で最も重要なポイントは、トークの結果、「相手に好印象を与えること」です。
雑談が盛り上がった相手の、良かった印象は残っていても会話の内容はほぼ覚えていないはずです。
そのくらい、トークそのものよりも好印象を残すコミュニケーションの方が圧倒的に重要になります。
話し方のポイントはたくさんありますが、以下は、「トークの結果、相手に好印象を与える」ことを目的とするために有効なポイントをいくつか紹介します。
ポジティブなテーマであれば内容は重要ではない
上述のように、プライベートトークにおいては、会話の際の雰囲気が再重要であり、テーマは重要ではありません。
とはいえもちろん、トークのテーマそのものが会話の雰囲気に影響を及ぼすことは明らかです。
テーマは、ポジティブなもの(最近あった良いこと、相手への称賛など)としましょう。
自分が話すことよりも相手に話させる
雑談のようなプライベートトクークで、相手に好印象を感じたことを思い出したはずです。
人はだれでも、自分のことを話すことで快楽ホルモンが分泌され気分が良くなる、すなわち、相手に好印象を残すためには「相手によく話させる」ことがポイントです。
ポイントは、自分がインタビュアーになったつもりで、「話す」ことよりも興味をもって「聞く」ことに重きを置くことです。
オープンクエスチョンを使いこなす
上記にて、自分がインタビュアーになったつもりになってみましょう、とお伝えしました。
では、ご自身がインタビューを受ける際に以下のどちらが盛り上がりを感じるでしょうか?
- Aさん「○○さんはジョギングが好きですか?」
- Bさん「○○さんはなぜジョギングが好きなんですか?」
当然Bさんの質問ですよね。
Aさんの問いはいわゆるクローズドクエスチョンといわれる、「Yes or No」で回答できる質問です。
またクローズドクエスチョンが続くと、尋問をされている気分になってしまいます。
Bさんの問いはいわゆるオープンクエスチョンといわれる、「5W1H(Why, What, Who, Where, When, How)」で問う質問です。
特に、Why・What・Howは相手の思考や嗜好を知ることのできる魔法の疑問文でもあります。
ぜひ、オープンクエスチョンをどんどん使って会話を広げていきましょう。
「話すこと」を強化するためのオススメ書籍
これまで3つの「話し方のポイント」を紹介しましたが、身につけるべきポイントはまだまだあります。
まとめ
本記事では、相手に好印象を与える『プライベートトーク』のポイントを紹介しました。
これらのポイントは知ってるだけではなく、「自分自身が聞き手ならばどう話されるとよいか?」の視点を意識して実践してみることです。
ぜひプライベートトークをもっと好きに、もっと得意になりましょう!
また、『ビジネストーク』に興味がある方は、合わせて下記の記事をおススメします。
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