ビジネス実務法務検定2級を独学合格!!【法律系資格検定の登竜門】

ビジネス実務法務検定2級キャリア&スキル

法律系の資格試験を目指す方であれば誰でも聞いたことがあろう、『ビジ法』。

法律・企業法務は職種にかかわらず会社員・社会人として知っておくべき基礎知識です。

また『ビジ法』は、法律系資格・試験の登竜門として他資格のベーススキルにもなります。

本記事では、一般的なビジネスパーソンが目指すべきビジネス法務法務検定2級について紹介します。

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ビジネス実務法務検定2級について

ビジネス実務法務検定、通称ビジ法は「法務部門に限らず、ビジネスにおけるあらゆる職種で必要とされる法律知識」が習得できる試験です。

その中で、2級は、「企業活動の実務経験があり、弁護士などの外部専門家に対する相談といった一定の対応ができるなど、質的・量的に法律実務知識を有している」ことを認定する位置づけとなります。

ビジ法は、法律系資格・検定の登竜門といえる資格試験です。
社会保険労務士」や「行政書士」、「宅建士」といった法律系資格へのステップアップや、経営法務科目を持つ「中小企業診断士」への挑戦など、今後のスキルアップへつながりやすい資格です。

本記事では、一般的なビジネスパーソンが目指すべきビジネス法務法務検定2級について紹介します。

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受験時の所感(勉強時間など)

勉強時間:約80時間
勉強費用:約12,870円 (受験料+テキスト1冊+過去問題集1冊)
受験理由:仕事上、法律や企業法務に関わる立場ではなかったが、会社員の基礎知識として「企業法務」を理解したかった。
受験感想:自分自身が企業法務に精通していなかったためか、合格率以上に難易度は高いと感じた。
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試験概要(試験日程、合格率など)

試験名称ビジネス実務法務検定2級試験
試験方式IBT受験(6月、10月)
受験料7,700円(税込)
合格率約40%
時間90分
出題方式40問(選択式)、正答率70%

出題方式や試験時間など、スタンダードな試験様式です。

合格率は40%前後ではありますが、知名度を鑑みると法律・法務に一定程度興味が高い方が受験すると想定されるため、一般的な試験の合格率より難易度は高いと考えます。
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試験範囲

ビジネス実務法務検定2級の試験範囲は以下となります。

  • 企業取引の法務
  • 債権の管理と回収
  • 企業財産の管理・活用と法務
  • 株式会社の組織と運営
  • 企業と従業員の関係
  • 紛争の解決方法
  • 国際法務(渉外法務)

人によって馴染みある分野と、馴染みがない分野があると思いますが、一般的な会社勤めの方であっても、「株式会社の組織と運営」や「企業と従業員の関係」は自分事化して学べるのではないでしょうか。

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勉強方法(テキスト、問題集、過去問)

合格に必要な勉強時間:80時間程度

ビジネス実務法務検定2級は、他試験同様、過去問の類似問題が多く出題される試験です。

テキスト1冊、および過去問題集1冊をやりこめば十分合格することができます。

ビジネス実務法務検定2級の基本的な進め方は以下となります。

試験の性質上、テキストは教科書に近い堅い内容のものとなるため、理解しづらい点があってもあまり気にせず最後まで読み進めて早めに問題集に移行しましょう。
  1. テキストを一周する (20時間)
  2. 過去問題集を二周解く (60時間)

テキスト

ビジネス実務法務検定2級ではオススメのテキストが2冊存在します。

ご自身の学習スタイルの好みに応じて選択されるとよいでしょう。

ビジネス実務法務検定試験2級公式テキスト

「ビジネス実務法務検定試験2級公式テキスト」は本試験の公式テキストです。

 

本試験の全範囲を網羅した構成で「教科書」の位置づけとなっています。

一方、試験の特性上どうしても堅い内容のものとなっているため、法律系試験初学者の方にとってはとっつきにくい点もあります。

ごうかく!ビジネス実務法務検定試験2級攻略テキスト

私のオススメのテキストは「ごうかく! ビジネス実務法務検定試験2級 攻略テキスト」です。

公式テキストと比較して、網羅性にはかけるものの、初学者が学びやすい構成となっています。

 

前述の通り、本試験は過去問学習が有効な試験となりますので、本テキストが必要十分であると考えています。

過去問題集

問題集(過去問)については公式の「ビジネス実務法務検定試験2級公式問題集」一択です。

 
問題集は2回分の過去問+1回分の模試で構成されています。

ビジ法は過去類似の問題が多くひねった問題は少ないため、3回の問題を複数回解いて出題頻度の高い問題を苦手意識なく確実に解けるようになりましょう。

70%得点することが合格事由のため、どうしても覚えられない箇所は思い切って捨てることも有効な作戦です。

この2ステップで試験勉強はバッチリです!

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受験時の注意点

受験時には以下の点をご注意ください。

IBT受験の場合、基本的には1問目から順に出題され、解答する形式となるため(後で見直しは可能)、IBT形式に慣れていない方は対応が難しい(得意・容易な問題から解いていく作戦が使えない)

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まとめ

本記事で紹介した通り、ビジネス実務法務検定試験2級は過去問のやりこみによって、十分合格ラインを超えることのできる試験です。

また本試験は法律系資格・検定の登竜門として、「社会保険労務士」や「行政書士」、「宅建士」といった法律系資格へのステップアップや、経営法務科目を持つ「中小企業診断士」への挑戦など、今後のスキルアップへつなげてみましょう!

社会保険労務士」や「中小企業診断士」へ挑戦する方は、ぜひ本サイトをご参考にしてみてください

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