社会保険労務士試験は、1000時間もの学習が必要と言われる試験のため、試験の学習方法の選択がとても重要となってきます。
本記事では、私自身の経験をふまえた社労士試験における学習方法の考え方と、オススメの予備校1選を、その理由と共にご紹介します。
社労士試験の学習には予備校を利用すべき
ズバリ結論から申し上げますと、社労士試験の学習には予備校を利用すべきです。
その理由について順を追って説明します。
資格試験の学習に予備校を利用するメリット(費用・継続性など)
一般的に、資格試験の学習方法は大きく『独学』と『予備校利用』に分類でき、さらに予備校を利用する場合、『通信』と『通学』の2パターンがあります。
それぞれの学習方法を品質・費用・時間の柔軟性・継続性で比較すると以下のようになります。
独学 | 予備校(通信) | 予備校(通学) | |
品質 | 低 | 中 | 高 |
費用 | 安 | 高 | 高 |
時間の柔軟性 | 高 | 高 | 低 |
継続性 | 低 | 中 | 高 |
品質
当然ではありますが、予備校を利用したほうが品質は高いです。
さらに、通学の方がリアルタイムでプロの講師陣への質問が可能という点で、メリットがあります。一方、通信教育の場合でも質問をするしくみはあれど、リアルタイム性は失われます。
独学の場合、わからない場合でも自分でなんとかしなければいけません。
費用
費用については独学に分があります。独学の場合は、発生するコストはテキストや問題集、過去問などに限られます。
一方、予備校の場合は合格に年レベルを要する資格試験の場合、数十万円を要します。
時間の柔軟性
予備校に通学する場合、日時・時間が決められているため時間の柔軟性がありません。
一方で、独学の場合や、予備校であっても通信教育の場合、自分の予定に合わせて学習を進めることができます。
意思が低い方にとっては日時・時間が決められている方が良いこともあります。
継続性
予備校を利用すると、高い費用を払っているという意識から継続意識が高まります。
特に通学しているとメンターのフォローや、受験生仲間ができるのもメリットです。
一方で独学の場合、モチベーションの維持がとても難しいことは否定できません。
社労士試験に予備校を利用するメリット=『法改正』への対応
上記のように、資格試験の学習方法には様々なメリット・デメリットあるため、ご自身の環境やタイプに応じて選択されるのが一番です。
しかし、こと社労士試験の学習においては、絶対に予備校の利用がオススメです。
独学では法改正に対応していないテキストでの学習を進めていくため、試験直前期の『法改正』への対応が非常に困難です(不可能ではありませんが、相当に遠回りです)。
オススメは『クレアール』での通信教育
社労士試験における予備校利用のメリットを理解していただけたかと思いますが、社労士試験学習における私のオススメは、『クレアールでの通信教育』一択です。
通信教育は、上記の比較表では、独学と比較すると費用は高いが、通学と比較するとリアルタイムでの講師質問ができないため品質が低くなるというデメリットがありました。
しかし、クレアールの通信教育利用による社労士学習では、以下のポイントにより、通信のデメリットが解消されます。
クレアール | 他の予備校(通信) | 他の予備校(通学) | |
品質 | 高 | 中 | 高 |
費用 | 中 | 高 | 高 |
時間の柔軟性 | 高 | 高 | 低 |
継続性 | 中 | 中 | 高 |
オススメポイント① 20年分の過去問で学習できる
社労士試験は、いかに多くの過去問を学習できるかが合格への最大のカギとなる試験です。
市販や他の予備校の予備校では、5年分、あるいは10年分の過去問であることが多いため、『20年分の過去問』の存在は希少です。
社労士のテキストや問題集は電話帳のように大きく重いため、iPadなどにPDF版をダウンロードすることで、いつでも気軽に学習できます。
オススメポイント② 他予備校と比較し受講料が安い
クレアールは、TACやLECなど超大手予備校と比較すると知名度は低く、初めて聞いた名前である方もいるのではないでしょうか。
理由は、クレアールが通信教育に特化しているためです。
通学講座がないため、校舎などの固定費が抑えられているため安価な受講料が実現できるわけです。
オススメポイント③ 非常識合格法を無料でゲット
もう一つのメリットは、社労士試験の合格ノウハウをまとめた『非常識合格法』を無料でゲットできることです。
タイトルこそ『非常識』とありますが、社労士試験を合格するための効果的な学習法についてまとまった良本です。
まとめ
社労士試験における学習方法の考え方と、オススメの予備校1選を、その理由と共にご紹介しました。
私の社労士試験学習におけるオススメでは『クレアールでの通信教育』一択です。
もちろん最終的に選択するのはご自身かと思いますが、その際のみなさんの選択の一因となれば幸いです。
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